落葉樹木

ムクゲ

ムクゲ
夏の花を代表するムクゲは、花色が豊富であることと、花が大輪であり、花の少ない時期に咲くこともあって、人気花木として各地に植えられています。
栽培の歴史は古く、江戸時代には多数の品種が作られています。
落葉樹ですが生け垣に利用されているのは、萌芽力に優れ、株立ち状になる性質があるためです。花は椀形になる5弁花で、一重や半八重、八重のほか、しべが弁化した多用な花形があります。
花は夜に咲き始め、早期に満開で夕方にはしぼんでしまう1日花ですが、茶花としては冬のツバキについで格式があって利用が多く、署名な品種に茶人の名をとった宗旦や、日の丸、大徳寺花笠白祇園守などの雅な名前が多く、またオーシャンブルーなど海外でつくられた品種も多いです。
 
栽培のポイント
病害虫があまりなく育てやすいことも魅力の一つです。花の咲いた後から春にかけて剪定しますが、ふやすならば、2月下旬頃に15cmくらいに切った枝を
挿せばいいです。
↓表をクリックすると拡大できます。
ムクゲ

ムラサキシキブ

クマツヅラ科の落葉低木。
秋には大変綺麗な紫色の実がなります。

清楚であでやかに目を惹きつける姿の平安時代の美しき才女・紫式部になぞらえたものです。...

シルバープリペット

シルバープリペットは、最近よく見かけるようになった中国原産の常緑低木です。白覆輪の葉が美しいので、単独で植えたり、萌芽力が強いので垣根としても利用されています。
また、5月に咲く花もなかなか魅力があります。

ノムラモミジ

落ち着いた色彩の美しい赤葉品種の、ノムラ
春がもっとも美しい葉色を見せ、濃い落ち着いた風情。
新緑の時期に他の樹木と混植すると、その葉が際立ってみえます。
洋風ガーデンにもよく似合います。
一部の資料では葉が年中赤いと記載もあります。
環境によっては夏になると青葉になり、秋に素晴らしく紅葉します。コンパクトな樹形は庭植え向き。和洋を問わず用います

イヌシデ

イヌシデは本州岩手県以南、四国、九州に分布する落葉高木。
多くは二次林に生育し、山道の側などで多い。
葉は長さ4~8cmで側脈が著しく、12~15対の側脈がある。
若枝や葉には毛が多く、葉にはうぶ毛がある。
表面の毛は脱落しやすいが、一部は秋まで残る。
裏面の毛は著しく、特に脈腋や脈上に毛が落葉時にも残る。
シデの仲間はよく似た種が多いが、イヌシデの同定ポイントは、この毛である。花は4~5月に開花し、尾状に垂れ下がる。
花は雌雄同株で、雄花は赤茶色で紐状の花を下垂して咲かせます。雌花は枝先に薄緑色の花を咲かせ、花後に鱗片状の果実が成ります。

コナラ

コナラはミズナラ比べて、全体に小ぶりで枝は細く、葉もやや小形である。
コナラの葉柄は5~15ミリで長いが、ミズナラは葉柄がない。
コナラはミズナラよりも低地に多く、本州では標高1000メートル以下において良好な生育を示します。
陽樹で、乾燥に強いので、日当たりのよい乾燥した所ではきわめて普通に自生してます

アオダモ

5月頃、白いふわふわした花を咲かせます。
最近は雑木の庭が流行してますので今からまた再度流行るのかな~
葉はモクセイ科によく見られるように奇数の羽状複葉で3~7枚の小葉になっています。
「アオダモ」の葉は鋸歯が見られ、この点で区別がつきます。
「タモ」ほど大きくならず10m前後までですが材はタモ同様硬く、太いものはバットなどに使われます。

ヤマボウシ

ヤマボウシは一本立ち、株立ちとありますが、こちらは株立ち、全体的に大きくボリュームがあります。
カメラのファインダーで入りきれない~
ヤマボウシは、山地に普通に生え、本州から九州、および朝鮮半島、中国に分布する。
街路樹・庭園樹・公園樹としても用いられる、花・果実・紅葉と3回楽しめるので、庭木にも最適す。
近いものでハナミズキ(アメリカヤマボウシ)がありますが、こちらの果実は集合果にならず、1個の果実が分離している。
個人的にはハナミズキよりヤマボウシのほうが落ち着いた感じで好きですけど皆さんはどうでしょうか?
なんといっても樹性が、ハナミヅキに比べると強いですもん

カツラ

落葉高木。多くの枝が箒状に斜上し、独特な樹形を現す。葉はふつう対生し、広卵形から円形、長・幅は3-7㎝、基部はハート形です。
新緑も秋の黄葉ともに美しい。また、カツラはほぼ日本固有の樹種であり、その新緑の葉の美しさから、公園や並木でもよく見られる。
水分の多い肥沃な土地を好むので、渓流沿い等によく生える。花は、5-6月頃に葉より一足早く開きます。
雌雄異株なので、雌木は、35ヶの淡紅色の雌しべしかない。雌しべはつり針のように曲がった、細い糸のようである。
雄木には、これも花びらもがくもなく雄しべだけがたくさん下がっている雄花をつける。
果実は、9月頃熟し、1.5㎝位の少し曲がった筒状の実になる。
それが中央の筋目から裂けて赤黒い種をたくさん落し、 花が開いた後に黄緑色の愛らしい逆ハト型の葉がつく。
枝にはふつう同じ所から2つの葉が仲良く出て、爽風に揺れている。
緑にゆるやかな波状のギザギザがあり、秋には紅葉する。
幹はまっすぐで、カツラは枝分かれをして上に拡がっていくので、樹形が大変面白くほうのきの様に見えます。

ハナミズキ

う~す紅色の♪~かわいい~♪・・・・何とかかんとか~、一青蓉?こんな人が歌ってる歌、ナンだっけなこんな感じだけど・・・ハナミズキって歌、なんか好きです。売れてますよね!
そのせいでしょうか、最近ハナミズキほしいって人が多いように感じます。植木の卸屋さんに行っても、かなりの量が在庫されていますね、特にうす紅色

エゴノキ

落葉広葉樹・・・・昔は、段作りに仕立てた樹木が多かったのですが、このような剪定などあまり必要のない品種が多く植栽されていますね・・
5月始めごろから花がつき始めたエゴノキです、樹勢は強くて丈夫で、育てやすい木、ポイントは水管理(幼木からの)

ネムノキ

夏の夕暮れどき、赤と白に染め分けた絹糸の束を、先端でパッと散らしたような優しい花が咲き、桃の実に似た甘い香りを放つ。
葉が朝開いて夕方に閉じるから「ネムノキ」と呼ばれます。
南国をイメージさせる葉とトロピカルな花が綺麗です

ユキヤナギ

地際から枝を伸ばして弓状にしなり、花は小さな真っ白い花を枝いっぱいに穂状に付けてます。
日本では古くから庭木、生け花に利用されている馴染みの深い花木で性質は強健で、日本原産と言うこともあり育てやすい植物です。
ほんと、ほったらかしでもきちんと花をつけてますな・・
花が早く咲く品種や遅く咲く品種、つぼみが赤色の品種などがありますが、だいたいが白い花を咲かせます。

ハギ

ハギは日本各地の山野に広く分布している落葉性低木です。
高さ一~二メートル。よく株元から叢生し、小枝を出して、分枝します。枝は繊細で女性的、太さは小指大、上方は少し下垂します。
日本に自生するハギの種類は十数種あります。白い花をつけるシラハギ(白萩)、葉が円形のマルバハギ(丸葉萩)が知られています。
いけばなに用いるハギは、枝が長く垂れる栽培種のものがむいています。
春のヤマブキとともに垂れもの花材の典型とされています。

レンギョウ

日向を好むが、半日陰程度の場所には耐えます。
花着きは非常に良く、枝いっぱいに黄色い花を着ける。
害虫の発生もなく、強健なため、比較的育てやすいですね。
放任して育てた方が、この木の持ち味を生かせ、剪定は混んだ枝や伸びすぎた枝を付け根から間引く程度が良いです。
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